子宮筋腫で悩む人は要注意!体の冷えは子宮筋腫を成長させる

子宮筋腫は、成人女性の4人に1人が持っていると言われているくらい、婦人系の病気の中では最もポピュラーな病気です。

子宮筋腫を持っていても自覚症状が無い人から、生理の量が多くなる月経過多やひどい生理痛で悩む人まで様々ですが、体の冷えは子宮筋腫を成長させると言われています。

子宮筋腫はどういう病気?

子宮は平滑筋という筋肉でできた袋状の臓器です。普段はニワトリの卵くらいの大きさですが、平滑筋は伸縮性があるので、妊娠をして赤ちゃんの成長に合わせて子宮が大きくなったり、出産した後に子宮が元の大きさにもどる事ができます。

子宮筋腫はこの平滑筋が増殖してできた良性の腫瘍で、できる位置によって3種類に分けられます。

子宮筋腫の3つの種類

● 筋層内筋腫
子宮の筋肉の中にできる筋腫です。

子宮筋腫の中では一番多いのが筋層内筋腫です。小さいうちはあまり自覚症状がありませんが、大きくなるにつれて子宮内膜が引きのばされるため、月経過多や強い生理痛を引き起こす事があります。

● 粘膜下筋腫
子宮内膜の下にできる筋腫です。

子宮の内側に飛び出す形でできるためあまり大きくなりませんが、できた筋腫により子宮内膜の面積が増加するので、生理がダラダラ続いたり、月経過多や強い生理痛など、一番辛い症状が出るのがこのタイプです。

筋腫の中では一番割合が少ないです。

● 漿膜下筋腫
子宮の外側を覆っている漿膜の下にできる筋腫です。

子宮の外側に向かって成長するため、他の筋腫と違いほとんど症状が出ないので(出たとしても軽度)、大きくなるまで気がつかない事も。

筋腫の種類、大きさ、できる個数は人によって違いますが、中には違う種類の筋腫が混ざり合ってできているという人もいます。

子宮筋腫を悪化させないためには

実は筋腫ができる原因はまだはっきりと分かっていませんが、女性ホルモンの1つであるエストロゲンが関係していると考えられています。

そして、子宮筋腫はホルモンバランスの崩れが原因で成長すると言われています。

女性の体は妊娠や出産に備えるために、女性ホルモンのエストロゲンとプロゲステロンの分泌量を変化させています。この2つの女性ホルモンがバランスよく分泌されることで生理や排卵を起こしているのですが、ホルモンバランスは、寝不足やストレス、ダイエットなどちょっとしたことで簡単に崩れてしまいます。

女性はこのホルモンバランスの崩れなどから冷え性になりやすい体質でもあり、体が冷えることで血行不良を招き、血行不良がまたホルモンバランスの崩れを生む、といった悪循環に陥りやすくなります。

もちろん、体が冷える原因はホルモンバランスの乱れだけではなく、運動不足や冷たいものの飲み過ぎ、食べ過ぎなど色々とありますが、「冷えは万病のもと」と言われているように、冷えは体の免疫力や自然治癒力を低下させて、様々な病気の原因になるとも言われています。

子宮筋腫も同じで、体を温めて血行を促進すれば筋腫の成長を止めたり、中には筋腫が小さくなったという人もいるようです。特に辛い生理痛でお悩みの方は、体を温めることで痛みが緩和されるので、お腹や腰回りを温めるようにしましょう。

また、エストロゲンは肉や乳製品などの動物性脂肪から作られるため、なるべく動物性脂肪を減らした食事を心がけると言いと言われています。

子宮筋腫は治療が必要?

子宮筋腫の治療は筋腫の大きさや症状などにより異なりますが「薬物療法」と「手術療法」があります。手術療法にも、筋腫だけを取り除く「筋腫核出術」と子宮全部を摘出する「子宮全摘手術」があります。

子宮筋腫が発見されても必ず治療をしなければならないという事ではありませんが、筋腫を成長させないためにも、体を冷やさない生活を送る事が大切です。

スポンサーリンク