出産後の体は冷えやすい?産後冷え性の原因と対策

もともとは冷え性体質ではなかったのに、出産して体の冷えに悩まさせる方も多くいるようです。
産後に体が冷えやすくなるのにはちゃんとした理由がありますが、冷えをそのまま放置しておくと「風邪をひきやすくなる」「疲れやすくなる」など体に様々な影響を及ぼし、赤ちゃんのお世話にも影響がでてくるかもしれません。
また、「母乳の出が悪い」「悪露がなかなか終わらない」とお悩みの方も実は体の冷えが影響している場合があるのです。

産後体が冷えやすくなる理由
◆ホルモンバランスの乱れ
冷え性はもともと男性よりも女性に多い症状ですが、その理由の一つがホルモンバランスの乱れが自律神経に影響を与えてからだと言われています。
女性ホルモンと自律神経は同じ脳の視床下部でコントロールされているため、女性ホルモンが乱れると影響されて自律神経のバランスも乱れてしまいます。
自律神経は体温を調節する役割があるため、自律神経の乱れが冷え性の原因になるのです。
そして、産後はホルモンバランスが大きく乱れる時期。
体が冷えるのも無理もありません。

◆筋力の低下
妊娠中はつわりや医師からの安静指示、そして体が重く動くのが億劫になるなど、どうしても運動不足になりやすく筋力が低下してしまいがち。
人間の体の約4割が筋肉を動かす熱により体温を保っているので、筋力の低下は冷え性の原因になります。

◆授乳による貧血
母乳の原料となるのがお母さんの血液です。
そのため、授乳中は血液中のヘモグロビンが低下する「鉄欠乏性貧血」になりやすくなります。
ヘモグロビンが低下すると体の隅々まで酸素を運ぶことが出来なくなるので体の各組織が酸欠状態になり、栄養がうまく燃焼されず体が冷えやすくなってしまうのです。

このように、産後は体が冷える要素が多いのです。
しかし、体が冷える要素が多いからと言ってさらに体を冷やすような生活をしてしまうと体に悪影響がでるようになります。

産後の冷えを軽減させるには、
◆体を冷やすものは避け、体を温める食べ物を食べる
冷たいものはもちろんですが、砂糖がたくさん入った甘いものは体を冷やす傾向にあります。
これらの食べ物や飲み物の取りすぎは避けて、温かいもの、生姜やニンニクなど体を温める効果がある食べ物を食べるようにしましょう。
食事で冷え性対策を参考に)

◆夏でも靴下をはく
暑い夏は素足でいる方も多いと思いますが、素足は足が冷える原因に。
足首を温める事は冷え性対策になるので、なるべく足首まである靴下をはくようにしましょう。

◆足湯をする
産後1ヶ月間は湯船につかる事ができずシャワーのみになってしまいますが、シャワーでは体を温める事はできません。
特に冬に湯船につかれないのは辛いですよね。
足湯は足をお湯につけるだけなので簡単にでき、じっくりと足湯をすることにより、下半身の血液が温められて体の冷えを解消できます。
赤ちゃんが寝ている時や授乳中など、時間を見つけて足湯をしてみましょう。

産後の冷えはホルモンバランスや貧血だけではなく、夜中の授乳による寝不足や慣れない育児によるストレスなど生活習慣が原因の場合もあります。
赤ちゃんが小さいうちはなかなか難しいかもしれませんが、無理をしないようになるべくゆっくり過ごすように心がけましょう。

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