冷え性が便秘を引き起こす理由

冷え性と同じく、女性に多い「便秘」。
数多くの便秘薬が売られていますが、「便秘薬を飲まないと便がでない」「薬を飲んでも効かない」「薬の量がどんどん増えていく」など便秘薬に依存してしまう人も多くあまりいいこととは言えません。

便秘にも色々な原因がありますが、体の冷えと便秘にも実は関係があります。
冷え性とは体が血行不良をおこしている状態ですが、血行が悪いと内臓にも十分な血液が届かず内臓が冷える原因になってしまいます。

腸の中には「善玉菌」「悪玉菌」「日和見菌」という3つのタイプの腸内細菌が住んでいますが、善玉菌は冷えに弱く、腸(内臓)が血行不良になり冷えてしまうと善玉菌が活発に動かなくなり悪玉菌が増えてしまうのです。
「善玉菌」は腸内環境を整え、
「悪玉菌」は腸内環境を悪くし、
「日和見菌」はどっちの細菌にもなります。

これらの腸内細菌の総量は決まっていて善玉菌が増えれば悪玉菌が減り、悪玉菌が増えれば善玉菌が減るという感じでバランスをとっています。
そして日和見菌は善玉菌が増えれば善玉菌の味方に、悪玉菌が増えれば悪玉菌の味方に、という具合にどちらか優勢な方の細菌と同じような働きをするのです。

内臓の冷えは低体温を引き起こすこともあり、自覚症状がある「末端冷え性」とは違い、手足が温かい場合もあるので体が「冷えて」いる事に気がつきにくいことも多いのです。
内臓の冷えは腸内環境を悪くして便秘の原因をつくり、便秘になると腸内に不要物が溜まり、悪玉菌を増やしてしまうので、さらに便秘に・・・という悪循環に陥りやすくなります。
しかも、腸内環境が悪化すると便秘だけではなく、下痢や肌荒れ、風邪をひきやすい、疲れやすいなど、体の様々な不調につながるので、腸内環境を整えるということはとても大切なのです。

冷え性対策として気をつけたいのが冷たい食べ物や飲み物です。
暑い時期の冷たい食べ物や飲み物の取り過ぎは体を冷やす原因になり注意が必要ですが、冬の寝起きの「コップ1杯の水」も体を冷やす原因を作ってしまいます。
そのため、コップ1杯の水を白湯に替えるだけで、冷え性対策や便秘解消にも効果があると言われています。

また、ストレスや寝不足、運動不足、お風呂をシャワーで済ますなどの生活環境も体を冷やす原因になりますので、このような生活を送っていないかどうか見直してみましょう。

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